東方短編集 〜The Another Story
───それは物語を紡ぐたった一つの糸。
それぞれの物語が交差し、やがて一つの物語へと収束していく。
「私は幻想郷を愛してるから」その言葉の真意とは。
「約束は必ず果たすわよ」 そして彼女は動き出す。
忘れ去れた者達の楽園を。全てを。
#01 『不完全な満月』
Chapter 1 Chapter 2 Chapter 3
Chapter 4 Chapter 5
悪魔の少女と世界から忌み嫌われた少女の話。
管理人の初東方SSです。
#02 『幼き結晶雪』
冬にしか現れない妖怪、レティ・ホワイトロック。
そんな冬のある日の物語。管理人の文才に泣いた作品@
これ等の小説は携帯で読むことを想定されていたのでPCだと若干読みづらいと思います。
#03 『紅き月と壊れた懐中時計』
『不完全な満月』から100年後の話。
ともあれ、管理人の文才の無さに泣いた作品A
──其れは、必ず別れを告げなくてはならない。人と妖怪の話。
#04 『"私"の幻想郷』
それは葉が赤にうつりゆく、ある日の事。
射命丸文のとある一日。
色んな人達と会い、日常というものが過ぎていく。
これは、”私”の幻想郷。私が見た世界。私が憧れた世界。
#05 『紅葉舞う、秋の訪れ』
四季の中でも色彩豊かな季節──『秋』
”私”の幻想郷の少し経ったある日の事。
赤、黄、全ての色彩が見事に調和し秋という季節を、世界を彩る。
秋に魅せられ、人間達はそれを愉しみ、やがて、次の季節を想い、馳せる。
#06 『今と過去の邂逅』
境界の向こうの世界。それはいつかの夢見てた世界。
この短編集が始まる鍵。八雲紫とメリーの物語。
忘れる者、忘れられる者の狭間にて何を思う――?
#07 『ツェペシュの儚き幻想』
この日記は誰のなのか、パチュリーが語る少しだけ昔の話。
それはまだ紅魔館と呼ばれる前の事。幻想入りする前の、物語。
お人よしの彼が選んだ決断、巡る螺旋。この時から、始まっていた。
#08 『八雲紫が愛した幻想郷』
――私は幻想郷を愛しているから。
平凡な日々、私たちが夢見た世界はどんなものだっただろうか。
霊夢と八雲紫のとある春の日の午後。
#09 『夢は貴女と共に』
儚くも消える人の子。それは特別がであるが故の運命。
普通に焦がれる思い、大切な友人と交わされる約束。
住む世界は違えど、思いは同じ。貴女と、共に。
#10 『東方短編集 〜The End Story』
紡ぎだした一本の糸は、やがて切り落とされ、闇へと葬られる。
東方短編集〜TheAnotherStoryの最終話。
いつまでもいつまでも、終わらない人形劇が続いていく。
幾億の時を超えて、また会えると信じて。
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